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2016/03/08

カメラと写真の歴史シリーズ【その1】

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カメラと写真の歴史シリーズ【その1】

写真・映像撮影

こんにちは。最近暖かくなって参りましたが、いかがお過ごしでしょうか?(*^^*)
前回ではカメラの構造を説明し、より写真が撮れる仕組みを知ってもらえたかと思います。

では写真が像となって、プリントができる仕組みについて。
写真が光の集合体だとは分かっても、なぜ像となって現れてくれるのか。

よくテレビでも心霊写真をプリントしているシーンなどで
白い紙に液体をつけてふわ~っと像が現れるイメージがよく見られますが、
とても不思議ですよね。

今回はそんな、撮影した像がプリントされる仕組みについてご説明いたします。

写真の元祖、フィルム

最近はデジカメが普及し、あまり手に取る機会が減ってしまいましたが
写真はもともとフィルムで撮影しプリントされていました。

フィルムはただの透明のシートではなく何枚も乳剤が塗られた層になっており、
その乳剤にはイオン結晶である塩化銀が含まれています。

フィルムって高いなあ、とは思いますが
中に銀が入っていると考えるとリッチな気持ちになりますね(^^)b

そしてその中の塩化銀が、光を受けて反応し、なんやかんや化学反応を起こして銀原子になるのです。
その化学反応が起きるのがカメラでフィルム撮影した時の状態です。
なので一枚一枚シャッターを押すたびに、光に反応させて、化学反応させているのです。

そして、フィルムを現像する時。
フィルムはざっくりいうと現像液と、その現像した像をフィルムに確実に定着させる定着液の2種類に浸して現像させます。
現像液につけるとフィルムは銀原子から銀粒子へ変わり、画像を形成します。これが何もないフィルムに像を浮かび上がらせる瞬間です。
それからすぐ定着液につけて、フィルムがこれ以上光に反応しないように塩化銀が溶解され安定した画像を形成します。

こうして定着して現像をストップできたら、洗い流して、ネガとなります。

意外と写真は化学チックな存在なのです。

そもそもフィルムがない時代は?

大昔にさかのぼれば、日本にはフィルムすらありませんでした。
でも歴史人物や、昔のモノクロ写真はよく見かけますよね。

それこそ昔のカメラは今のカメラとは違い、
モノクロプリントが主流で、シャッタースピードの調節すらできませんでした。

なので、現像するのに1時間や30分は当たり前。
しかもカメラだって高級品だったので、お金持ちやお偉いさんしか写真は撮れず・・・。
綺麗に撮るために1時間も座りっぱなしで、表情変えないのも大変だったかと思います。
ある意味、奇跡の1枚とも呼べるかもしれませんね。

そしてフィルムがない時代はガラスや板にプリントされていました。
手軽に持ち運べるようになったのも時代の進化によるもので、
昔は板やガラスに薬品を塗り、試行錯誤を重ねて、像を焼き付けていたのです。

そう思うと、現代は手軽に写真を撮り、データ化さえできてしまう。
便利な時代になったなあ、とつくづく思います。

現代は現像すらしない中で、

以上の説明で、ただ不便さしか感じない方が大半かと思います。
ですが、写真に限らず不便でもアナログという響きはなぜか心惹かれるものがあると確信しています。
きっと不便だからこその手間により生まれる愛着。まるで手書きの手紙のように、メッセージ性が強く感じれるからかもしれません。

おしゃれにデータで写真を撮るのも良し、ですが元々は何かを伝えるための道具の1つとして写真は存在します。

残したいもの、伝えたいものを意識して思い出を像にする機会を作ってみてはいかがでしょうか?(*^v^*)

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